年の瀬も押し迫った今日、古い友人からメールが届きました。
内容は通称「こくきん」と呼ばれる日本政策金融公庫(旧国民金融公庫)に関するものです。

これまでサラリーマンだった彼は、経営状態の悪い会社に見切りをつけ、これまで培ったノウハウを生かして来春起業しようと考えており、こくきんの創業サポートセンターへ相談に行ったそうです。
その目的は、自己資金では足りない当面の運転資金を融資してもらいたいが、いきなり申し込む前に、いくつかある融資制度の中で対象となる可能性のあるものはどれなのか、また創業計画書の書き方についてはどうか、という内容の相談を受けたいというものでした。

彼は色々アドバイスしてもらえるものと、期待して行ったそうです。
ところが・・・

対応した若い男性職員の対応は、最初は丁寧だったものの、話をする内に段々と態度が横柄になり、友人が相談したかった融資制度に関する説明は一切なく、ただただ、彼の計画に対して否定的な意見を述べるしかなかったというのです。
そして「確実に売上が見込めない事業はリスクが高いので申し込んでも無駄だし止めた方がいい」と言われたそうです。

確かに友人が作った計画の数字には、その算出した根拠が不足していたようです。
でも、この話を聞いて私は飽きれました。
今の時代、「確実に売上が見込める事業」なんて、そんなにあるものじゃありませんよね。どんな事業にもリスクは付き物だと思います。
「確実に儲かる」なんて、むしろ怪しすぎて関わりたくないですね (^_^;)
話を聞けば聞く程、こくきんにはブランディングとかマーケティングとかいうものは無縁なんだと感じました。

そもそも日本政策金融公庫の存在目的は、「一般の金融機関から資金の融通を受けることが困難な小規模企業をはじめとする国民のみなさまが必要とする資金を供給することによって、国民経済の健全な発展と公衆衛生などの国民生活の向上に寄与すること」と彼ら自身が明言しています。
ところが今や、こくきんから融資を受けるための教本などがWebで販売されているぐらい、テクニックが必要で、他の制度融資を受けるよりも難しくなっています。

こくきんとて客商売。
わからないからこそ相談に来る人に対し、高飛車な態度でまともな接客をできないようではダメですね。
創業サポートセンターの職員全員が、同じ様な人ばかりではないと信じたいです。

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