今井です。


12日の日経「経済教室」で、伊藤邦雄一橋大学教授は、正鵠を得た発言をしています。


これまで日本経済は、あまりに大企業に頼りすぎており、その大企業が内部の部分最適化を目指すだけのこじんまりした考え方に陥ってしまったことから、全体最適化を妨げ、組織として機能しなくなってしまったこと。


また、その大企業は今までベンチャー企業との連携をとるシステムができておらず、その結果、新しい技術や考え方を取り入れて普及させていくことができなかったこと。


これらに関連して、私は、次のように考えます。


小規模事業者こそがこれからのビジネスを牽引していく役割を担うべきであると思います。


小規模であるがゆえに、部分最適=全体最適であり、つねに自分の行動が対外的に責任をもった組織の意思決定となります。このような意思決定を行う状況に晒されている経営者は、まさに総合型人材の修練の場に身をおいているということに他なりません。


小規模事業を経営される皆さんは、これからの時代に真に必要とされている人材なのです。


そして、大企業は、このような小規模事業者の皆さんのニッチかつ革新的な技術力やビジネスモデルについて大きな関心を持つようになってきています。それは、大企業ではかえって時代の変化に対応できないことがわかってきたからです。まるで、大企業の体内時計のペースが時代についていけなくなりつつあるように感じます。


「失われた20年」に続くこれからは、いよいよ私たちFastOfficeの会員の皆様が活躍できる「希望の20年」の時代がやってくる、そんな予感がしています。



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